日本ハム・杉谷 先輩ダルビッシュにも引退報告「力になることがあったら言ってや!って…」

[ 2022年10月28日 15:30 ]

会見で涙をこらえる日本ハム・杉谷(撮影・高橋茂夫)
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 日本ハムの杉谷拳士内野手(31)が28日、札幌市内の球団事務所で会見を行い、今季限りで現役引退することを表明した。

 杉谷は会見で、「今日は引退会見という言葉は使いたくありません。前進会見ということで、これからの人生を前進していきます」とあいさつ。「前進会見」の意味を問われると「プロ野球選手・杉谷拳士は終わりですけど、今後に向けて人生まだまだ出発したばかりですし、そういった意味でもどんどん前進して、いつかは北海道のみならず、全国の野球ファンの皆様に恩返しができるようにたくさん力をつけて、勉強して。そういった意味でも前進という言葉を選ばせていただきました」と説明した。

 引退を決意した時期について「シーズンが終わってからたくさんの方に相談して、いろんな面談も重ねて、今自分の将来のことだったり、ファイターズの将来のことだったり、体のこと、総合的な判断をした上でこのような形になりました」と説明。

 日本ハムでともにプレーしたパドレスのダルビッシュ有投手にも引退を報告したといい、「ダルさんはまだワールドシリーズ中だったので電話は控えさせてもらって。“今後こういうことを考えてるんです”と言うと、“何か力になることがあったら言ってや!”って言ってくれた」とやり取りを説明。「ダルさん、メジャー関係はもの凄い知ってますし、ご相談したい。アメリカに行って会ってきたいなと思っています」と直接対面を希望した。

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