オリックス・由伸 再登板メド立たないが神宮にも同行 中嶋監督はぐらかす「分からんで、いくかも」

[ 2022年10月28日 05:00 ]

<オ・ヤ>中嶋監督(奥)と言葉をかわす山本(撮影・北條 貴史)
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 オリックス・山本は第6戦以降の舞台となる神宮球場にも同行することが決まった。左脇腹不安のため、現状では再登板のメドが立っていなくても、できる限り準備を続けていくことになった。

 22日の第1戦は5回途中64球で緊急降板。翌23日から別メニュー調整となり、投球動作は26日に約10メートルの距離で数球のキャッチボールで確認したくらい。第5戦を控えた京セラドームのグラウンドでは中嶋監督と短く言葉を交わし、キャッチボールやダッシュもせずに引きあげた。

 左脇腹は18、19年にも痛め、繊細で完治まで時間を要することでも知られる。急激な回復は厳しく、今シリーズ開幕前に見込まれていた第6戦の先発は難しいとみられる。一方で第2戦の引き分けで第8戦が生じる可能性もあり決着が長引けば回復までの猶予も生まれる。中嶋監督は「分からんで、いくかもしれへんで。行くも行かないも誰も何も言ってないもんね」と最後まではぐらかしていた。

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