マズいぞ井川、悪いクセが…

[ 2009年3月23日 07:57 ]

レイズ戦の7回、失点したヤンキース・井川

 ヤンキースの井川慶投手は22日、フロリダ州ポートシャーロットでのレイズ戦に0―3の6回から4番手で2回2/3を投げ、4安打4四球1失点だった。オープン戦8試合目で初の失点。チームは0―5で敗れた。

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 井川は8試合目で初失点。4四球でピンチを招き「点を取られたくないから、勝負して四球が多かった」。メジャー生き残りを懸けたマウンドは、不安定な内容だった。
 2イニング目の7回、下位打線への2四球から2死満塁とされ、途中出場の控え選手に、追い込みながら押し出し四球を与えた。次打者を見逃し三振に仕留め「点はいつかは取られる。その後の三振が大きいし、傷口を広げない仕事はした」と振り返ったが、痛恨の失点。主力に対した6回はピンチを切り抜けただけに、悔やまれた。
 ロングリリーフの1枠をトムコ、ガイス、アセベスと争ってきた。ジラルディ監督は「井川にまたチャンスを与えるか」との問いに、「ロングリリーフ役については話し合いを続ける」とだけ話した。
(共同)

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2009年3月23日のニュース