全力でいった!ダル締めド派手ガッツポーズ

[ 2009年3月23日 22:58 ]

 【日本9-4米国】9回。ブルペンからマウンドへ向かったのは、ダルビッシュだった。「最後締めるつもりで、全力でいった」。本調子でない藤川に代わっての、抑えとしての登板だった。

 先頭のジーターを速球で遊ゴロに打ち取る。ロリンズに右前打を許したが、続くライトは空振り三振に仕留めた。そしてダンは低めへの速球で見逃し三振。勝利の瞬間、派手にガッツポーズを決めた。
 日本にとっては、藤川の不振が不安材料だった。それがダルビッシュの好投で、抑えへの不安はぬぐい去られた。山田投手コーチは「9回はダルビッシュと決めていた」と配置転換を認める。
 ブルペンでダルビッシュは、藤川から試合中の調整法を教わりながら、準備していたという。当初は決勝の先発が有力視されていた右腕は「いろんなことがあるだろうと考えていた。あしたもいけと言われれば、準備する」とさらりと言う。決勝のマウンド。思い描いていた形とは違うが、全力を出すつもりだ。

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2009年3月23日のニュース