安心するべからず 2ストライクから侮れない米国打線

[ 2009年3月23日 06:51 ]

 米国の打者は簡単にアウトにならない。2ストライク後の打撃成績を見ると、米国代表は打率2割7分5厘でWBC出場16チーム中トップ。日本は2割7厘で6位。普通、2割台前半から1割8、9分台ということを考えれば、かなりのハイアベレージ。各球団の中軸打者が集まっていることがよくわかる。追い込めば打ち取れる確率が高いはずだが、米国にはこの“公式”があてはまらない。

 このほか米国の打者が初球を見逃す確率は79%で、イタリアの83%に次ぐ2位。ボールをじっくり見ていく傾向が強いと言える。

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2009年3月23日のニュース