侍ジャパンから刺激!勝みなみ “デビュー戦”上々「伸び伸び」暫定16位

[ 2023年3月25日 04:22 ]

勝みなみ(AP)
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 米女子ゴルフのドライブオン選手権第1日は23日に第1ラウンドがアリゾナ州スーパースティションマウンテンGC(パー72)で行われ、米ツアー本格参戦の初戦となった勝みなみ(24=明治安田生命)が6バーディー、2ボギーの68で回り、4アンダーの暫定16位と好発進した。同じく初戦の西村優菜(22=スターツ)は2アンダーで暫定48位。日没サスペンデッドのため3人が競技を完了できなかった。アリソン・リー(28=米国)ら3選手が7アンダーで暫定首位に立っている。

 勝にとって上々の“デビュー戦”となった。「全然緊張もしなくて伸び伸びできました」。言葉通り、前半を3つ伸ばして折り返すと、最大の見せ場は最終18番パー5。グリーン左のバンカーからの3打目をピン横10センチにつけてバーディーフィニッシュ。「あんなに寄るとは、できれば入ってほしかったです」とおどけてみせた。

 21日には侍ジャパンがWBCを制した瞬間もテレビ観戦し、刺激を受けたという。この日は下が硬いとはいえ、1Wの平均飛距離は298ヤードをマーク。米ツアー参戦に向け、オフに取り組んだ100ヤード以内の精度もまずまずだった。「80点くらい。結構満足しています。パットも良い感じで打てていた。明日も一つでも多く伸ばしたい」と意気込んだ。

 ≪西村「少し緊張」≫西村はまずまずの発進となった。インスタートの11番で50センチにつけてバーディーを先行させるなど、持ち前のショットが安定。中盤は惜しいパットが決まらず伸ばせなかったが“デビュー戦”初日を70で終えた。「少し緊張はありましたが、うまく頭を使いながらできたと思う。ショットは良かったけどパッティングでもったいないのがあったので反省点はそこです。明日は60台を目指したいです」と話した。

 ▼暫定16位・古江彩佳 読みにくいグリーンでパターがよく入ってくれた。ショットも全体的に距離感をうまく合わせられた。(勝と並んで日本人トップの16位発進)

 ▼同126位・渋野日向子 途中まで良かったと思いますが、OBの一発が心にきました。日本人のメンバーも増えて楽しいし、自分も頑張らんとな、という思いが出ているからこそ、今日は悔しい。(15番でOBを打つなどして出遅れ)

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2023年3月25日のニュース