レイカーズが今季初の勝率5割 西9位から8位に浮上 八村は3得点

[ 2023年3月25日 14:09 ]

ベンチで観戦するレイカーズのジェームズ(AP)
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 西地区全体9位のレイカーズは24日、地元ロサンゼルス(カリフォルニア州)で同率で並んでいた11位のサンダーを116―111(前半74―66)で下し、3連勝を飾って37勝37敗。開幕5連敗を喫するなどシーズン序盤では苦戦を強いられ“借金”は一時「8(2勝10敗)」となっていたが、今季8試合を残した段階で初めて勝率は5割に到達した。

 ガードのディアンジェロ・ラッセル(27)は欠場したものの、アンソニー・デービス(29)が37得点と15リバウンド、デニス・シュルーダー(29)が21得点、ベンチから出たロニー・ウォーカー4世(24)も20得点を稼いで勝利に貢献。第2Q途中で最大17点をリードしながら第4Qには2度同点にされるなど苦戦となったが、レブロン・ジェームズ(38)が離脱してからは8勝5敗となった。

 八村塁(25)は第1Qの残り2分22秒からコートに登場。22日のサンズ戦では13分の出場で今季2回目の無得点に終わっていたものの、この日は第2Qの1分5秒、正面左サイドのドライブから左手でレイアップを決め、相手反則で得たフリースロー1本も決めて3点プレーを成立させた。ただし後半はシュート機会がなく、結局、14分の出場で3得点、3リバウンド、1アシスト、1スティールという内容だった。

 サンダーは36勝38敗でこのカードは1勝2敗。シェイ・ギルジャスアレクザンダー(24)が27得点、ジョシュ・ギディー(20)は27得点と18リバウンド、7アシストを記録したものの大詰めでの競り合いを制することはできずに連敗。同率で並んだのがマーベリクスのみになったため、敗れたものの西地区全体での順位は11位から10位に上がった。

<八村の全オフェンス>
 ▼第1Q(出場2分22秒=シュート機会なし)
 ▼第2Q(出場5分35秒=3得点)
(1)1分5秒・正面左サイドからドライブして左手でレイアップ。相手の反則も誘う=○
*フリースロー1本=○
 ▼第3Q(出場2分43秒=シュート機会なし)
 ▼第4Q(出場3分12秒=シュート機会なし)

 <22日の結果>
*セルティクス120―95ペイサーズ
*ウィザーズ136―124スパーズ
*ラプターズ118―97ピストンズ
*グリズリーズ151―114ロケッツ
ホーネッツ117―109*マーベリクス
バックス144―116*ジャズ
ブルズ124―96*トレイルブレイザーズ
*ウォリアーズ120―112 76ers
*キングス135―127サンズ
*レイカーズ116ー111サンダー
 *はホームチーム

 <東地区全体順位>
(1)☆◎バックス(53勝20敗)
(2)☆◎セルティクス(51勝23敗)
(3)☆76ers(49勝24敗)
(4)キャバリアーズ(47勝28敗)
(5)ニックス(42勝33敗)
(6)◎ヒート(40勝34敗)
(7)ネッツ(39勝34敗)
(8)ホークス(36勝37敗)
(9)ラプターズ(36勝38敗)
(10)ブルズ(35勝38敗)
(11)ペイサーズ(33勝41敗)
(12)ウィザーズ(33勝41敗)
(13)マジック(31勝43敗)
(14)★ホーネッツ(24勝51敗)
(15)★ピストンズ(16勝58敗)

 <西地区全体順位>
(1)☆◎ナゲッツ(49勝24敗)
(2)☆◎グリズリーズ(46勝27敗)
(3)◎キングス(44勝29敗)
(4)クリッパーズ(39勝35敗)
(5)サンズ(38勝35敗)
(6)ウォリアーズ(39勝36敗)
(7)ティンバーウルブス(37勝37敗)
(8)レイカーズ(37勝37敗)
(9)ペリカンズ(36勝37敗)
(10)サンダー(36勝38敗)
(11)マーベリクス(36勝38敗)
(12)ジャズ(35勝38敗)
(13)トレイルブレイザーズ(32勝41敗)
(14)★スパーズ(19勝55敗)
(15)★ロケッツ(18勝56敗)
 ☆はプレーオフ進出が確定。◎はディビジョン首位チーム。★はプレーオフ進出の可能性がなくなったチーム。無条件プレーオフは両地区6位まで。7~10位はプレーイン・トーナメントへ

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