柔道世界代表の村尾三四郎が東海大を卒業「濃密な4年間だった」

[ 2023年3月25日 15:09 ]

東海大の卒業式に臨んだ村尾三四郎
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 柔道男子90キロ級で今年5月の世界選手権(ドーハ)代表に選ばれている村尾三四郎(22)が25日、神奈川県平塚市の東海大で行われた卒業式に出席。学生生活を振り返り、「みんなはあっという間だったと言うが、自分はしっかり濃密な4年間だった」と話した。

 大学生活一番の思い出には昨年6月の全日本学生優勝大会を挙げ、「決勝での代表戦は思い出」と語った。この大会では決勝で国士舘大と対戦。団体7人制の試合は1―1で決着せず、代表戦では100キロ超級で2年連続世界代表の斉藤立と対戦。消耗戦に持ち込むと延長12分18秒、約70キロも重い相手から縦四方固めで一本を奪い、6連覇を達成した。

 4月からは男子日本代表前監督の井上康生氏がGMを務めるジャパンエレベーター入りし、柔道中心の社会人生活を送る。社会人として最初の試合が世界選手権でもあり、「まずは(来年の)パリ五輪を内定させるのが一番(の目標)。そのためには5月の世界選手権が重要。そこでしっかり勝つ」と目標を掲げた。

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2023年3月25日のニュース