坂本花織、露メディアから「再びロシアの選手と戦うことは？」と問われ「その中で戦うのは凄く楽しみ」

フィギュアスケート世界選手権最終日 （ 2023年3月25日    さいたまスーパーアリーナ ）

連覇を達成し、日の丸を背にウイニングランする坂本花織（撮影・長久保　豊）
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　全種目を通じて日本勢初となる連覇を果たした坂本花織（シスメックス）が25日、競技を終えてから一夜明けて報道陣の取材に応じた。

　「アドレナリンが出て一睡もできずに朝を迎えた」という坂本。連覇を達成した一方、フリーの演技にはミスがあったこともあり「結果的に悔しい思いとうれしい思いもあった。今後の自分の糧にしたい」と語った。

　ロシアメディアからも質問があり「坂本選手はロシアで絶大な人気がある。ロシアの選手の試合をフォローしたりしていますか？この先、再びロシアの選手と戦うことはモチベーションになると思いますか？」と問われた。

　「試合はしっかり全部は見られていないけど、ちょこちょこ見ています。ジュニアから新しい子がたくさん出てきて、またロシアの選手が戻ってくるとなると“また頑張らなきゃ”という意欲が出てくるのかなと思う。その中で戦っていくのは凄く楽しみなので、戦っても勝てるように頑張りたい」

　再び世界女王の称号を手にしても、現状に満足することなく成長を追い求めていく。