八村がトレードについて言及　「望まれるところにいたい」と複雑な胸中を吐露

マジック戦で30得点をマークしたウィザーズの八村（AP）
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　21日にワシントンDCで行われたマジック戦で、自己最多に並ぶ30得点を挙げて勝利に貢献したウィザーズの八村塁（24）は試合後、「自分のプレーをやるだけ。それができるのはわかっていたし、そうなればチームを助けることができると思っていた」と語った。

　AP通信のノア・トリスター記者が伝えているもので、噂されているトレードについても言及。「自分を1人のバスケットボール選手として認め、自分のプレースタイルを気に入ってくれるところにいたい」と複雑な心境を言葉にしていた。さらに「ワシントンDCはその場所なのか？」という質問については「ここであれ、別のチームであれ、自分を必要としているチームにいたい。今はゲームに集中して自分のプレーをするだけだ」とコメント。「トレードされたいか？」という問いには数秒間の沈黙のあと「わからない」と答えている。

　八村は開幕前に契約延長を見送られ、今オフに制限付きのFAとなる運び。他球団からオファーがあった場合、ウィザーズが同額を提示すれば残留だが、提示しない場合には移籍が可能となる。

　なお今季のトレード期限は2月9日の東部時間の午後3時。各チームはそれまでに手続きを完了しなくてはいけない。