【都道府県対抗男子駅伝】長野が大会新で2大会連続V、4、5区で山口竣平、吉岡大翔が区間新

[ 2023年1月22日 14:47 ]

都道府県対抗男子駅伝 ( 2023年1月22日    広島・平和記念公園前発着 7区間48キロ )

<第28回都道府県対抗男子駅伝>優勝した長野のアンカー上野裕一郎(撮影・須田 麻祐子)
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 都道府県対抗男子駅伝は22日、広島・平和記念公園前発着の7区間(48キロ)で行われ、長野が大会新記録の2時間17分1秒で2大会連続9回目の優勝を飾った。2位に終盤追い上げた埼玉、3位に東京が入った。

 長野は、1区(7キロ)で、全国高校駅伝1区2位の永原颯磨(佐久長聖高2年)が2位と好発進。2区(3キロ)で、猿田創汰(堀金中3年)が3位に、3区(8・5キロ)で、箱根駅伝の山登りの5区区間6位の伊藤大志(早大2年)が4位に落ちたが、4区(5キロ)で山口竣平(佐久長聖高2年)が区間新の走りで首位に立った。

 5区(8・5キロ)では、5000メートル高校記録(13分22秒99)保持者の吉岡大翔(佐久長聖高3年)も区間新の走りで後続との差を37秒に広げた。6区(3キロ)では、小林睦(富士見中3年)が順位を守り、最終7区(13キロ)で、立大駅伝監督の上野裕一郎(37=セントポールクラブ)が逃げ切ってゴールテープを切った。上野は、ラスト350メートル地点で、優勝を確信し、並走するリポートバイクのカメラにガッツポーズする余裕も見せた。

 高見沢勝監督は「2年間、中止になって悲しい思い、悔しい思いがあった中で、こういった形で大会を開催していただいて感謝しています。そういった中で優勝できたというのは、多くの人の支えがあってのこと。感謝しています」と言い、レースを振り返り「高校生が目立ってはいるんですけど、それよりも中学生の粘りであったり、一般の選手の頑張りが非常に光ったんじゃないかなと思います」と話した。

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