池江璃花子 5月の世界選手権へ「上位に食い込めるように」 東京都新春水泳競技会で22年初レース

[ 2022年1月8日 15:52 ]

22年初レース終え、今季の目標を語る池江
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 競泳女子の池江璃花子(21=ルネサンス)が8日に開幕した短水路で争う東京都新春水泳競技会に出場し「今年は個人種目で世界選手権の派遣標準記録を切りたい。そして5月の世界選手権でどこまで自分の記録を伸ばせるか。上位に食い込めるように頑張りたい」と語った。

 22年最大のイベントは5月の世界選手権福岡大会。日本代表選考会は3月に開催される。昨夏の東京五輪はリレー種目のみの出場に終わっただけに、今年は個人種目での世界舞台返り咲きを目指す。「100メートルバタフライよりも50メートルバタフライをメーンにしたい」と今季は非五輪種目に力を注ぐ方針も示した。

 年末は石川県金沢市、今月2~7日は新潟県長岡市で合宿を実施。疲労が蓄積する中、この日は200メートル自由形に出場し、1分56秒65で1位だった。4年前に自身が記録した日本記録からは4秒01遅れたが「1分57秒ぐらいを予想していたので56秒台が出てよかった。前半からしっかり攻めるレースができた」と納得の表情。9日は100メートル自由形に出場する。

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2022年1月8日のニュース