東葛は“みそぎ星”お預けも新ハーフ団に手応え ラグビーリーグワン

[ 2022年1月8日 20:43 ]

ラグビーリーグワン第1節   東葛12―33横浜 ( 2022年1月8日    千葉・柏の葉公園総合競技場 )

<ラグビーリーグワン 東葛・横浜>不祥事について謝罪する東葛・梶原代表(撮影・木村 揚輔)
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 年明けに元所属選手のコカイン所持逮捕が発覚した東葛は、12―33で横浜に敗れ、ホームでの初戦を落とした。

 開始前にはチームの梶原健代表が来場したファンに向けて、今回の一件について謝罪。試合では「僕たちの責任で、背負っていかないといけない。ただラグビーをすると決まったからには、ラグビーで見せていく。試合ができることに感謝して臨んだ」というプロップ滝沢直主将以下、序盤からアップテンポな攻撃を展開。中盤以降は徐々に離されたが、ロバート・テイラー・ヘッドコーチ(HC)は「勝ちにつながらなかったが、互いを信じてプレーすることはできた」と話した。

 新リーグ開幕に向けて多くの新戦力が加入した東葛だが、中でも目を引いたのが元日本代表のSH田中史朗と、本来はWTBが本職のSOレメキ・ロマノラヴァのハーフ団。昨秋の日本代表欧州遠征を終え、隔離明けのチーム合流直後にコンバートを伝えられたというレメキは「(SOは)高校ぶり。コンタクトやボールタッチがたくさんあって楽しかった」と話した。テイラーHCの意図も、抜群の身体能力を誇るレメキに「シンプルに、一番ボールタッチをしてほしいから」というもの。田中も「前にボールを運ぶ能力があるので、相手は警戒して2人でタックルに来る。周りがサポートし、外のスペースにアタックできればいい」と伸びしろを強調した。

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2022年1月8日のニュース