インターハイとの2冠狙う鎮西　貫禄4強　決勝進出かけ、準決勝は日南振徳との「九州決戦」

バレーボール全日本高校選手権男子準々決勝   鎮西2ー1高松工芸 （ 2022年1月7日    東京体育館 ）

スパイクを決める鎮西のエース・舛本
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　インターハイとの2冠を狙う鎮西がベスト4に進出した。3回戦の高川学園、準々決勝の高松工芸と2戦連続でフルセットの激闘を制した。

　前日6日の初戦は自身の調子に首をかしげていたエース・舛本颯真（2年）は、この日はエンジン全開。高松工芸戦では相手の2メートル10のエース・牧大晃（3年）との打ち合いを制した。

　「みんなのフォローがあったお陰で、思い切り打つことができた。ゾーンに入った感じで思うように打てた」

　前日の自分のプレーを見直して、ボールへの助走の入りを急ぎすぎていたことが分かった。一歩待つことでコースを考えて打つことができたという。

　「正面から打って止められても、あとは仲間が拾ってくれると信じている」。準決勝の相手は身長2メートルのミドルブロッカー、甲斐を中心に勝ち上がってきた宮崎の日南振徳。九州対決だ。復調した舛本が相手エースに打ち合いを挑む。