明大SO伊藤耕太郎、花園決勝戦う弟と共闘誓う「積極的にいきたい」

[ 2022年1月8日 13:38 ]

最終調整を終え、抱負を語った明大の伊藤(撮影・滝本 雄大)
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 ラグビー全国大学選手権で3大会ぶり14度目の日本一を目指す明大が決勝を翌日に控えた8日、東京・八幡山グラウンドで最終調整。SO伊藤耕太郎(2年)は練習後に取材に応じ「決勝は特別な舞台。緊張で無駄にしないよう楽しみたい」と見据えた。決勝は、4大会ぶり10度目の大学日本一を目指す帝京大と激突する。

 練習を終えた伊藤は決勝へのイメージを「帝京さんはスクラム、ラインアウト、モールなどセットプレーやフィジカルが強い。明治はそこで引かずにディフェンスから仕掛けていきたい」と語った。「自分の持ち味はラン。前があいたら積極的にいきたい」と気合も十分だ。

 兄弟ともに頂点を目指す。伊藤は国学院栃木出身で、同校には弟・龍之介(2年)が在学しており、この日は全国高校ラグビー大会決勝で東海大大阪仰星と戦う。いつも試合が終わると、弟に「お疲れさま」と声をかけるという伊藤。悩みも聞いてあげる弟思いの兄だ。今回はお互いに決勝を控え、2人で「一緒に頑張ろう」と共闘を誓ったという。「決勝を楽しんでほしい」とエールを送った兄は、自らの決戦にも向かう。

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2022年1月8日のニュース