松山英樹が5位浮上 首位と5打差で週末へ「伸ばさないとチャンスはない」

[ 2022年1月8日 12:10 ]

米男子ゴルフ セントリー・チャンピオンズ第2日 ( 2022年1月7日    ハワイ州 プランテーションC=7596ヤード、パー73 )

2番、松山のバンカーショット(AP)
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 13位から出た松山英樹(29=LEXUS)は1イーグル、7バーディー、1ボギーの65をマークし通算12アンダーの5位に浮上した。単独首位のキャメロン・スミス(28=オーストラリア)とは5打差。

 穏やかな天候の中、スコアを8つ伸ばした松山は柔らかな表情を浮かべた。「前半で4つ行けたので、後半は少しでも伸ばして貯金ができるようにと思ってやっていた。いいプレーができたかな」。

 3番で1メートルにつけてバーディーを先行させ、5番パー5では2メートルに2オンしてイーグル。7番では6メートルのバーディーパットを沈めた。

 8番で唯一のボギーを叩いたものの、9番パー5を2オン2パットのバーディーで終えて単独首位に。前日「状態が上がれば4アンダーは出せる」と話していたが、前半でそのスコアに到達した。

 13番、14番はウエッジが冴えた。13番では残り103ヤードから10センチにつけるスーパーショットを披露し、タップインバーディーを奪った。

 1オンが狙える14番パー4(290ヤード)では「ドライバーの調子が悪く、ウエッジの距離感が合っていたので、刻んだ方がいい」と堅実にレイアップを選択。残り90ヤードから第2打を放ち、奥からバックスピンで戻し60センチにぴたり。初日と同じ16番までの4連続バーディーにつなげた。

 好位置で週末を迎える。昨年10月のZOZOチャンピオンシップに続く出場2試合連続優勝も視界に入るが、松山は「伸ばさないとチャンスはないと思う。いいプレーができるように準備したい」と気を引き締めた。

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