【高校ラグビー】東海大大阪仰星が6度目V 天理、東福岡に並び優勝回数史上4位タイに浮上

[ 2022年1月8日 15:17 ]

第101回全国高校ラグビー大会決勝   東海大大阪仰星36-5国学院栃木 ( 2022年1月8日    花園 )

<東海大大阪仰星・国学院栃木>優勝を飾り、歓喜の東海大大阪仰星フィフティーン(撮影・北條 貴史)
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 第101回全国高校ラグビー大会の決勝戦が大阪・花園ラグビー場で行われ、東海大大阪仰星(大阪第2)が国学院栃木(栃木)を36-5で破り、4大会ぶり6度目の優勝を飾った。6度の優勝は天理、東福岡に並び4位タイとなった。

 試合は前半から東海大大阪仰星が優位に進めた。6分に敵陣10メートルのモールから左に展開。ラックサイドをつないで最後は№8の薄田が先制のトライを挙げると、同12分にもCTB中のトライで加点。その後もキックを使って効果的に敵陣に攻め込むなど、そつのない攻撃を見せた。同22分には国学院栃木にラインアウトからモールで1トライを返されたが、同25分にはゴール正面のPGを決めて、再び点差を広げた。

 後半は一進一退の攻防が続いたが、東海大大阪仰星は自陣ゴール前で粘り強い守備を見せるなど、踏ん張った。すると後半21分には左ラインアウトから最後は奥平がトライを奪い、貴重な追加点。終了間際に2トライを奪うなどしてそのまま逃げ切った。完勝で6度目の全国制覇を達成。名実ともに名門校の仲間入りを果たした。

 県勢初優勝を目指した国学院栃木は残念ながら決勝で阻まれた。

 両校は第91回大会(2011年度)の準々決勝で対戦し、その際は東海大仰星(当時)が24-12で勝利していた。

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