尾道 3大会ぶりの3回戦へ 積極的なパス攻撃で試合支配 城東の初の3回戦はお預け

[ 2020年12月30日 16:26 ]

第100回全国高校ラグビー大会2回戦   尾道64―5城東 ( 2020年12月28日    花園ラグビー場 )

<尾道・城東> 前半、尾道・山川はトライを決める(撮影・大森 寛明)
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 14大会連続15度目出場の尾道(広島)が、64-5で城東(徳島)に完勝し、97回大会(2017年度)以来3大会ぶりの3回戦進出を決めた。

 前半で6トライ(5ゴール)の40得点。7分にCTB村田佳翼の右隅へのトライで先制すると、出足の早いディフェンスに自陣からでも積極的にパスをつなぐ攻撃でゲームを支配していった。

 後半6分に、フランカー森元一気主将がこの日2本目のトライ。9分には自陣10メートルライン付近のこぼれ球から左タッチライン沿いをFB松井寿樹―WTB山川遥之とつなぎ、森元主将と交代で出場した小川蓮弥が左中間に持ち込むなど、着実に加点していった。

 初の3回戦進出を狙った城東は後半19分、相手陣左22メートル付近のラインアウトの右サイドを抜けたロック橋本青空が左中間にトライを決め、一矢報いた。

 ▼尾道・森元一気主将「前半は自分たちの形に持っていけたので良かった。後半にメンバーが変わってからもう少し取れたのでは、という反省はあります」

 ▼城東・伊達圭太監督「1回戦の修正を彼らはやってくれていた。本当に1年生はいい経験を積めたんじゃないかなと思います」

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