石見智翠館 6大会連続で3回戦進出 攻守で四日市工を圧倒

[ 2020年12月30日 14:49 ]

第100回全国高校ラグビー大会2回戦   石見智翠館63-0四日市工 ( 2020年12月28日    花園ラグビー場 )

<石見智翠館・四日市工>前半、力強く突進する石見智翠館・岡崎(中央)(撮影・坂田 高浩)
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 創志学園(中国ブロック=岡山)との1回戦で花園通算30勝を挙げた石見智翠館(島根)が初出場ながら初戦を突破した四日市工(東海ブロック=三重)を攻守で圧倒し、6大会連続13度目の3回戦進出を果たした。95回大会(2015年度)の4強入りを上回る同校初の決勝進出へ、好調なラグビーを続けている。

 石見智翠館は前半3分、右ラインアウトから5メートルをモールで押し込んでフッカー西岡昴(3年)が先制のトライを挙げると前半は4トライ。後半に入っても開始わずか24秒にSO中山敬太(2年)、その2分後にもFB新野翼(3年)がキックオフから立て続けにノーホイッスルトライを決めるなど7トライ。攻撃の手を緩めなかった。

 四日市工は0―10で迎えた前半24分、相手ゴール目前まで迫ったが、左5メートルのマイボール・ラインアウトでミスが出てトライを奪うことはできなかった。

 ▼石見智翠館・CTB松本壮馬主将「1試合目の修正を生かして、縦への強いプレーを前半から出すことができていたので、良かったゲームだと思います」

 ▼四日市工・CTB和田琉生「前半、攻めることができたところもありましたが、そこで自分たちのテンポを出すことができませんでした。どうしても受け身になってしまったところがありました」

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