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高木美帆 3日間の全5種目を完全制覇 最後はふらふら「しばらく目が回っていた」

[ 2020年12月30日 14:42 ]

スピードスケート全日本選手権最終日 ( 2019年12月30日    北海道帯広市・明治北海道十勝オーバル )

高木美帆
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 女子1500メートルで世界記録保持者の高木美帆(26=日体大職)が1分54秒08の国内最高記録で優勝した。約2時間後に行われた5000メートルも7分7秒33のリンク記録で制覇。初日の500、3000メートル、第2日の1000メートルに続く優勝で、3日間の全5種目を完全制覇した。

 最終種目の5000メートルを終えてタイムを確認すると、高木美は膝に左手をつき、ふらふらになりながら右拳を握った。全5種目での優勝する完全制覇を達成。ベンチに仰向けに倒れ込み「しばらく目が回っていた。この3日間張り詰めていたので緊張の糸が切れた。疲労もあるが、放心状態という感じが強い。5冠よりも5本走り切れたことの方が達成感ある」と心地よい疲労を感じていた。

 18年平昌五輪の1500メートルで銀、1000メートルで銅メダルを手にした中距離のエースが、圧倒的な強さを見せた。大会初日は500メートルで平昌五輪金メダルの小平奈緒(34=相沢病院)に0秒24先着して優勝。続く3000メートルも自身の国内最高記録を更新して頂点に立った。

 2日目の1000メートルはリンク記録で制覇。この日の1500メートルは自身が1年前に記録した国内最高を塗り替えた。5000メートルでは10年に穂積雅子がマークしたリンク記録を10年ぶりに更新。5冠を達成し「1つ1つのレース自体は高い点数をつけられるレースは多くなかったと思うが、全体を通してやり切ったことに満足している。終わった瞬間は“もう無理”と思いました」と笑顔を見せた。

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