秋田工 “常連校対決”西陵を完封し花園134勝目 2試合連続完封の横綱相撲

[ 2020年12月30日 13:17 ]

第100回全国高校ラグビー大会2回戦   秋田工48-0西陵 ( 2020年12月28日    花園ラグビー場 )

<西陵・秋田工> 前半4分、秋田工・淡路は先制のトライを決める(撮影・大森 寛明)
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 両軍合わせて108度の花園出場となる常連校同士の一戦は、秋田工(秋田)が、48-0で西陵(愛知第2)を破り、3回戦に進出した。花園勝利数は史上最多を更新する134勝目となった。

 秋田工は前半4分、1回戦で3トライを奪ったWTB淡路泰生が相手のパスミスを拾い、約40メートルの独走トライ。その後も安定した戦いぶりを見せ、前半だけで26得点を奪った。後半12分にはバックスが展開して、最後は再び淡路がトライを奪うなど、止まらない猛攻を見せ、48-0でノーサイド。1回戦では68-0で東海大静岡翔洋を下しており、2試合連続での完封勝ちとなった。

 92回大会(2012年度)以来8季ぶりの出場となった西陵は、あえなく敗退。92回大会で6-66と敗れた秋田工への雪辱もかなわなかった。

 秋田工は、これで97回大会(2017年度)以来の3回戦進出。1日は大阪朝鮮高(大阪第2)とベスト8入りをかけて激突する。

 ▼秋田工・淡路直明監督「西陵はコンタクト、接点が強かった。そこをしっかり止める。そのためにしっかり当たることを心掛けさせた。良いチームが相手だったので、体を張った。ノートライで抑えられたことはよかった」

 ▼西陵・山田和正監督(前半にミスが目立ち)「かたかったですね、秋田工のディフェンスは。うちも悪くなかったけど、先に仕掛けようとして焦りがあったのだと思う」

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