箱根駅伝で連覇目指す青学大 原晋監督は相模原でのVパレード熱望「商店街に笑顔を」

[ 2020年12月14日 16:03 ]

オンライン記者会見で優勝パレードを熱望した青学大の原晋監督
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 来年1月2、3日の箱根駅伝で2年連続6度目の優勝を目指す青山学院大が14日、オンラインで記者会見を開き、チームを率いる原晋監督(53)が練習拠点・相模原での優勝パレードを熱望した。「目標は完全優勝。今年もパレードできることを切に願う。また淵野辺の商店街に笑顔を届けたい!」とチームに呼び掛けた。

 青学大は箱根駅伝を優勝するたびにパレードを行っていて、2連覇した今年はJR淵野辺駅周辺で実施。箱根駅伝3連覇と大学駅伝3冠を史上初めて同時達成した17年には渋谷センター街を練り歩くなど、優勝後の恒例行事となっている。宇宙航空研究開発機構(JAXA)の研究施設が相模原市内にあることにも掛けて「(探査機)「はやぶさ2」も無事に帰ってきた。青学大も無事に大手町に帰ってくる!」と気勢を挙げた。今年はコロナ禍で開催できるかは不透明だが、原監督は「(パレードをするには)コロナ禍以前に優勝しないといけない」とまずは正月決戦に向けて全集中するつもりだ。

 目標達成に向けて仕上がりは順調だ。原監督は「エース岸本の故障は大きい」としながらも1月2、3日に合わせて1年間を過ごしている。昨年よりも速いペース設定で練習ができている。あとは本番を待つのみ」と気合十分。4年の神林勇太主将は「全日本大学駅伝は4位と目標には届かなかった。だからこそ、最後の箱根は優勝しなくてはいけない思いで11月からここまで本気になって取り組んできた」と意気込みを語った。

 今大会のテーマ「絆大作戦」にはコロナ収束を祈る意味も込められているだけに指揮官は「絆を持ったたすきリレーで6度目の優勝をしたい」と破竹の勢いでコロナも退散させる。

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2020年12月14日のニュース