松島幸太朗、23年W杯を語る「その大会で最も活躍した選手の1人になりたい」

[ 2020年12月14日 22:30 ]

松島幸太朗
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 ラグビーの23年W杯フランス大会の1次リーグ組み合わせ抽選会が14日、パリで行われ、昨年のW杯で史上初の8強入りを果たした世界ランキング10位の日本は、同2位のイングランド、同8位のアルゼンチンと同じD組に入った。D組に入る他の2チームはオセアニア予選1位、アメリカ予選2位で、来年以降に行われる予選で出場国が決定する。

 19年W杯日本大会で日本代表として初のハットトリックを達成するなど初の8強入りに大きく貢献したFB松島幸太朗(フランス・クレルモン)がコメントを発表した。一問一答形式でのコメントは以下の通り。

 ―日本の組み合わせをみて率直な感想
 「イングランド、アルゼンチンどちらも強いですがチャンスは十分にあると思います。早くもモチベーションが高くなってるので、楽しみで仕方がないですね」

 ―対戦国の印象は?
 「イングランドはセットプレーもフェイズプレーも精度高くてなかなか隙は見せてこないと思うので、自分たちがしっかりやれていれば我慢比べになると思います。アルゼンチンはどこからでもトライ取ってくるので、一瞬も気は緩めないですね」

 ―どの対戦国がキーになるか?
 「どこ国がキーというか、W杯は1敗でもしたらベスト8にいけなくなる可能性は相当高くなると思うので、自分達にフォーカスを当てておいた方がいいですね、もちろんどっちかの試合に勝てれば間違いなく勢いはつきます」

 ―日本以外の注目G、対戦カードは?
 「ニュージーランドvsフランスが1番見どころじゃないですかね。因縁の対決という感じで注目の一戦だと思います」

 ―フランスに渡り、4カ月試合をこなし「フランスラグビー」の印象は?
 「フランスラグビーはとにかくフィジカルが強いですね」

 ―自身3度目の出場の可能性となる23年W杯、どんな準備をしていきたいか。
 「これから続いていく試合で毎試合で活躍できるように常にスタンダードを高くしていきたいと思います」

 ―出場した際はどんなチームをイメージするか、自身の役割は?
 「僕はしっかりスターティングで試合で出たいので、そうなっていれば練習、試合で身体を張っていい影響を与えていきたいです」

 ―出場した際は目標は?チーム、自身の活躍具体的にあれば(トライ王狙う、ハットトリックしたいなど)
 「決勝に進出できるチームになり優勝目指して、目標を高くしてやっていきたいですね。個人的には毎試合インパクトを残し、その大会で最も活躍した選手の1人になりたいですね」

 大会は23年9月8日に開幕し、パリなどフランス全土の9会場で、10月21日の決勝まで全48試合が行われる。

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2020年12月14日のニュース