流通経大 筑波大とドローも抽選勝ちで4大会連続8強 茨城対決制した

[ 2020年12月14日 05:30 ]

ラグビー全国大学選手権3回戦   流通経大19-19筑波大 ( 2020年12月13日    秩父宮 )

<流通経済大・筑波大>前半21分、トライを決める流通経済大・カペネ(撮影・吉田 剛)
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 関東・関西勢が登場して3回戦3試合が行われ、慶大、日大、流通経大がベスト8入りした。関東リーグ戦グループ2位の流通経大は同対抗戦グループ5位の筑波大との“茨城ダービー”に19―19で引き分け、規定により抽選で次戦へ進出。普段からよく練習試合を行い、コロナ禍の状況で一緒に練習もした盟友の思いも背負い、19日の準々決勝では関西王者・天理大に挑む。

 流通経大は敵陣で得た反則でPGを狙わずに攻めたものの、筑波大の堅守を崩せずドロー。抽選では相手が先に引き、フランカー坂本主将が手にした残り物の封筒に4大会連続8強入りが決まる“当たり”があった。

 4年前の3回戦で慶大と引き分け、抽選で敗退した内山達二監督は「今日は次に行ける風が吹いていた」と苦笑し「延長で勝敗を決める方がいい」とポツリ。キャンパスが近い筑波大がコロナ禍でグラウンドが使えない時期には自校グラウンドを貸して一緒に練習しており、坂本主将は「次も筑波さんと茨城県の思いを背負って頑張る」と決意を示した。

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2020年12月14日のニュース