王者チーフスが5季連続の地区V QBマホームズ苦闘も8連勝!

[ 2020年12月14日 07:54 ]

パスで2つのTDをマークしたチーフスのQBマホームズ(AP)
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 昨季のスーパーボウルを制したチーフスが13日、フロリダ州マイアミで行われた第14週のドルフィンズ戦で33―27(前半14―10)で勝利を収めて8連勝。今季成績を12勝1敗として、レギュラーシーズンを3試合残した段階でAFC西地区で5季連続の優勝を決めた。

 チーフスは前週にプレーオフ進出を決めていたが、地区優勝がきまったのは今季のNFLでは初めて。チーフスは過去3回(1995、1997、2003年)記録しているチームのシーズン最多勝(13勝)にもあと1勝と迫った。

 スーパーボウルでMVPとなったQBパトリック・マホームズ(25)は今季2つしか記録していなかったインタ―セプトを3回(第1Qに2回、第4Qに1回)も喫するなど苦闘。それでも34回中24回のパスを通して393ヤードと2TDをマークしてチームの勝利に貢献した。

 マホームズのパス獲得はこれで6試合連続で315ヤード以上。これはリッチ・ギャノン(元レイダース)、ドリュー・ブリーズ(現セインツ)と並ぶNFL記録となった。

 AFC東地区2位のドルフィンズは3連勝を逃して8勝5敗。ドラフト全体5番目に指名されたアラバマ大出身の新人QB、テュア・タンゴバイローア(22)は48回中28回のパス成功で自己最多の316ヤードを獲得し、マホームズ同様に2つのTDを記録したがあと一歩およばなかった。

 なおAFCではチーフスとスティーラーズ(11勝1敗)が、今季から12チームから14チームに枠が増えたプレーオフで1回戦が免除されるカンファレンスの第1シード争いを繰り広げている。

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