奈紗、悪天候耐え4差18位発進 スコアまとめ「良くはなっている」

[ 2020年12月5日 05:30 ]

第1ラウンド、5番でティーショットを放つ畑岡奈紗
Photo By 共同

 米女子ゴルフのボランティア・アメリカ・クラシックは3日、テキサス州のオールドアメリカンGC(6517ヤード、パー71)で第1ラウンドが行われ、畑岡奈紗(21=アビームコンサルティング)は3バーディー、4ボギーの72で首位と4打差の暫定18位につけた。競技は日没までに16選手が終えられず、サスペンデッドとなった。68をマークしたチャーリー・ハル(24=英国)が暫定首位。上原彩子(36=モスバーガー)は15ホールを終えて5オーバー。

 畑岡は「プロになってからはないかもしれない」という気温10度以下でのプレーとなったが、厳しい天候でも集中を切らさなかった。風が強くなった後半で11番から連続ボギーと崩れかけながらも、13、14番で5メートル前後のチャンスを沈めて踏みとどまった。2週前の大会はグリーン周りで苦戦して34位。試合のなかった前週はショートゲームを重点的に練習してきた。この日はパーオン率は44・44%ながら、1オーバーの72にスコアをまとめ「良くはなっている」と復調ぶりを口にした。

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2020年12月5日のニュース