朝比奈の活動支援スポンサーは12社 ハイブリッド・トレーニング実践の環境などを提供

[ 2020年12月5日 18:00 ]

スポンサーのロゴ入りウエアで決意を新たにする朝比奈沙羅(撮影・中出健太郎)
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 柔道の2018年世界選手権女子78キロ超級金メダリストで東京五輪同級代表補欠の朝比奈沙羅(24)が5日、新たな所属先として栃木県宇都宮市の「ビッグツリースポーツクラブ」加入を発表した。週に2~4回トレーニングを行っている同クラブを筆頭に、地元企業など12社がスポンサーについたことも発表。整形外科、医学部進学予備校、キックボクシングやトランポリンのジム、練習器具やトレーニング機会の提供など、さまざまな業種からサポートを受け、アスリートと医師になる勉強の両立を目指す。

 4月まで所属していたパーク24ではひたすら柔道に打ち込めば良かったが、現在は移動費を含めて活動資金が必要で、地元を中心にスポンサー探しが続けられている。だが、“闘う医学生”の夢を応援しようと、本来ならありえない同業種のフィットネスジム、ボクシングジム、トランポリンジムが垣根を越え、同時にスポンサーとなる支援体制が生まれたのは画期的だ。朝比奈は「この複合体を形成する試みは今後、柔道選手が企業所属ではなくても継続した競技活動を可能とする新たな支援形態になるのでは」と期待を寄せ、「男女選手を通じて私が先陣を切って、新たな柔道活動を開拓したい」とコメントした。

 朝比奈は柔道の稽古を週3~4回行う以外に、ボクシング、水泳、トランポリンなど他競技のトレーニングにも時間を割き、柔道との「ハイブリッド・トレーニング」に取り組んできた。今回ついたスポンサーにも練習環境を提供する企業が多く、東京を離れて減った柔道の稽古量を他のトレーニングでカバーしようとしている。宇都宮市内でこの日開かれた所属発表会見に、朝比奈はスポンサー12社のロゴ入りウエアで登場。「トレーニングに関しては東京にいた時よりもしっかりできている」と明かした。

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