広中璃梨佳　女子5000悔しい2位、ラスト力負けも「今後につながる」

陸上　東京五輪代表選考会兼日本選手権長距離種目 （ 2020年12月4日    大阪市・ヤンマースタジアム長居 ）

＜陸上日本選手権長距離種目　女子5000メートル＞優勝メダルを手に笑顔の田中希実（中央）。左は2位の広中璃梨子、右は3位の萩谷楓（撮影・北條　貴史）
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　ラストスパートで競り負けた広中は「最後は悔いが残ったが、今後につながるレースになった」と精いっぱいの言葉を絞り出した。レース後には田中とお互いの健闘を称えてハグを交わし「ありがとうございましたと伝えた。負けて悔しいですという話もしました」と本音も。来年6月の日本選手権で再び五輪出場を狙う。「また一段と強くなった広中璃梨佳を見せられるようにしたい」と言葉に力を込めた。

　▽女子5000メートル（1）田中希実（豊田自動織機TC）15分5秒65（2）広中璃梨佳（日本郵政グループ）15分7秒11（3）萩谷楓（エディオン）15分19秒41　五輪参加標準記録　15分10秒00