福田穣“ケニアスタイル”で大会初V狙う 午後練習せず散歩「体が軽い気がする」

[ 2020年12月5日 16:23 ]

NNランニングチームデビュー戦で優勝を狙う福田
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 福岡国際マラソンはあす6日、福岡市内の平和台陸上競技場発着で行われる。男子マラソン世界記録保持者、キプチョゲ(ケニア)らが所属するプロチーム「NNランニングチーム(NN)」のデビュー戦となる福田穣(29)は、大会前は午後練習はしないで散歩するという“ケニア流調整法”で大会初制覇を狙う。

 キプチョゲを指導するパトリック・サングコーチから驚きのメニューを伝授された。大会前に2カ月間の練習スケジュールをコーチに提出したところ「大会3日前から練習は午前のみ。午後は散歩をして下さい」という指示が来たという。これまでのマラソン前には午後練習もこなしていた福田は「直前でそういう指示を受けるのはどうかと思ったんですけど、世界的なコーチの言うことなので信じようかなと思います」と話した。

 大会前には朝20キロ、午後20キロという練習をこなしてきたが今回はケニアスタイルを踏襲した。培ってきたルーティンを変えただけに「午後も走りたい感じはあります」と苦笑い。ただ、変えたことでメリットも感じている。「普段も土曜日練習して日曜日は休むと、月曜にめっちゃ体が動くことがあるんですよね。これまで練習しすぎだったのか、今は体は軽い気がする。この調整が自分に合っているかどうかを試す意味でもレースが楽しみです。色んな意味で実験ですね」と意気込んでいた。

 レース前日の5日は普段から練習拠点としている福岡市内の大濠公園で午前8時ごろから約1時間、軽めの練習で翌日に備えた。「朝練の入りもスピードが速すぎるくらいだったので落としました。ここまで自信を持って臨めるのは2時間9分52秒の自己ベストを出した18年ゴールドコーストマラソン以来です」と手応えも口にした。

 練習拠点の大濠公園ではジョギング中の市民ランナーから「頑張って!」など次々に声を掛けられるなど“地元の星”として期待を一身に受ける。「最低限自己ベスト。意識し過ぎると硬くなってしまうけど、1キロ3分で行ければ優勝も見えてくると思います」と地元福岡を盛り上げる準備はできている。

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