東海大が3季連続10度目リーグ制覇 コロナ禍で最終戦辞退も 関東大学ラグビー

[ 2020年12月5日 15:52 ]

ラグビー関東大学リーグ戦1部   流通経大19―10大東大 ( 2020年12月5日    東京・秩父宮ラグビー場 )

11月21日、流通経大に勝利し、スタンドの声援に応える東海大フィフティーン
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 最終節が行われ、5勝1敗の流通経大は大東大に19―10で勝利。この結果、流通経大、東海大、日大の3校が勝ち点24(6勝1敗)で並んだが、今年度の順位決定方法の規程により、東海大が3季連続10度目のリーグ優勝を決めた。2位は流通経大、3位は日大で、以上が全国大学選手権に出場する。

 東海大は先月29日までに、部に所属する部員・スタッフ計26人の新型コロナウイルス陽性が確認され、今月2日に日大戦出場辞退を決定。これを受けて大会を主催する関東ラグビー協会は、3日になって順位決定方法に「(新型コロナウイルス感染の影響による)不戦試合が発生し、3校以上の勝ち点が並んだ場合→勝ち点が並んだチーム間の試合を除いた、残りの試合における総得失点差」との事項を追加。流通経大は54点差以上の勝利で6季ぶりの優勝が決まる状況だったが、9点差勝利にとどまり、優勝を逃した。なお、結果的には追加事項がなくても、順位に変わりはなかった。

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2020年12月5日のニュース