元スコットランド代表主将レイドロー「優勝したい」 オンラインでNTTコム入団会見

[ 2020年7月23日 05:30 ]

オンラインでの入団会見に臨んだグレイグ・レイドロー

 ラグビートップリーグ(TL)のNTTコムと2年契約を結んだ元スコットランド代表主将のSHグレイグ・レイドロー(34)が22日、オンラインで入団会見を行い「チームとして最大級の成功を収められるように、まずはトップ4の壁を破り、優勝したい」と抱負を語った。

 日本代表FB松島幸太朗が移籍したフランスのクレルモンでプレーするなど、各国を渡り歩いてきたベテランは「その国の言語や文化を熱心に勉強すれば、パフォーマンスにも生かすことができる」と成功の秘けつを披露。すでに日本語学習も始めているようで、「まずはチームの共通言語を学び、それ以上のところも学べたら」と貪欲だった。

 スコットランドは比較的、新型コロナの影響が少ないそうで、「規制は厳しくない。満足に練習できている」とした。9月下旬~10月上旬ごろに来日して来年1月の新シーズン開幕に備える予定で、「2年間で自分をさらに成長させ、さらにラグビーへの理解を深めたい」と話した。

 ◆グレイグ・レイドロー 1985年10月12日生まれ、英エディンバラ出身の34歳。07年に地元クラブのエディンバラでプロキャリアをスタートし、今季まで仏クレルモンに所属。10年11月のニュージーランド戦でスコットランド代表デビューし、通算76キャップ。主将として出場した39試合は同国代表歴代最多、通算714得点は同歴代2位。ポジションはスクラムハーフ。1メートル76、80キロ。 

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2020年7月23日のニュース