青山聖佳が女子400メートル日本歴代2位の52秒38「やっとドカンと跳ね上がった」

[ 2020年7月23日 17:54 ]

陸上・大阪選手権 ( 2020年7月23日    大阪市・ヤンマースタジアム長居 )

陸上・大阪選手権女子400メートルで優勝した青山聖佳
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 女子400メートル予選で、昨年の日本選手権女王・青山聖佳(24=大阪成蹊AC)が、日本歴代2位となる52秒38をマークした。今季初戦で、大阪成蹊大2年で出した自己記録52秒85を4年ぶりに更新。0秒47も一気に縮め、「やっとドカンと跳ね上がることができてうれしかった」と声が自然と弾んだ。

 スタートからグングンスピードに乗り、終盤も滑らかにトラックを駆け抜けた。好記録の要因は、スピードを上げるために200メートルを重点的に練習してきたことと、1600メートルリレーの日本代表強化合宿に参加したことで、「レースの組み立てを考えるきっかけになった」と、説明した。

 決勝は54秒11。優勝したものの、残り100メートルで「足がつりかけた」とアクシデントに襲われた。

 この日の予選は、最初の200メートルを24秒6で入った。ここが改善点のようで、「24秒5を切るくらいが目標。あと0秒2くらい縮められる。最初の200メートルをいかに楽に速くいけるか」と課題を口にした。日本記録の51秒75(08年丹野麻美)よりも速い東京五輪の参加標準記録51秒35を今後のターゲットにし、「そこは達成したい」と力を込めた。

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2020年7月23日のニュース