出雲駅伝の中止検討 感染再拡大受け 27日に可否発表

[ 2020年7月23日 05:30 ]

昨年の優勝報告会に出席した国学院大の選手たち
Photo By スポニチ

 10月11日に島根県出雲市で開催予定の出雲全日本大学選抜駅伝は新型コロナウイルスの影響で中止が検討されていることが22日、分かった。関係者によると、首都圏を中心とする感染再拡大やボランティアの確保が難しいことが要因だという。今月27日に同市の定例会見で開催可否が発表される。中止となれば台風の影響で開催を取りやめた14年以来、2度目となる。

 前回大会で初優勝し、連覇を狙っていた国学院大の前田康弘監督は「最終的には自治体の判断を尊重したいが、4年生のことを考えると開催してほしい」と苦しい胸中を明かした。

 11月1日には全日本大学駅伝が予定されている。主催する日本学生陸上競技連合の担当者は「開催の方向で準備しているが、感染状況も踏まえて開催について議論していく」とした。

続きを表示

2020年7月23日のニュース