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関取最年少20歳の琴勝峰 新入幕無傷の4連勝 初の懸賞金もゲット!「使い道はこれから考えます」

[ 2020年7月23日 05:30 ]

大相撲7月場所4日目 ( 2020年7月22日    両国国技館 )

琴勝峰(左)は高安をはたき込みで破る(撮影・小海途 良幹)
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 関取最年少20歳の新入幕、琴勝峰が無傷の4連勝を飾った。元大関の実力者・高安をはたき込んで、初めての懸賞金も獲得。コロナ禍で5月場所が中止となり、2カ月遅れとなった幕内デビュー場所でハツラツとした姿を披露している。全勝は横綱・白鵬、新大関の朝乃山らを加えた6人となった。

 フレッシュな20歳の快進撃だ。琴勝峰は高安に押し込まれても右へ回り込み、大関経験者のオーラに臆せず、喉輪で逆襲。冷静に相手の体勢を見極め、はたき落とした。同じ二所ノ関一門も、地位が違い過ぎてこれまで連合稽古などで手合わせの機会はなかった。「(対戦したら)勝つ気でいこうと。勝てて良かった」。初めて懸賞金4本(手取り12万円)をゲットし「うれしい。使い道はこれから考えます」と初々しく頬を緩めた。

 1メートル91、165キロの恵まれた体格の持ち主だ。強豪の埼玉栄高から入門し、17年九州場所デビューから所要15場所で入幕。兄弟子の琴奨菊から「ちょっとモノが違う」と評される逸材だ。千葉県柏市で居酒屋「達磨」を営む父・手計(てばかり)学さん(55)は午後5時の開店前に店舗のテレビで観戦する。コロナ禍で5月は売り上げが前年比8割減だった。徐々に客足が戻り「最近は“琴勝峰関のお父さんですよね?”と声を掛けられる時があります」と息子の活躍が励みになっている。

 琴勝峰がさらに白星を伸ばし、幕内上位との対戦が組まれれば出番は幕内後半へ移る。開店後に酔客と一緒に大フィーバーとなるのは必至だ。本人は「自分の立ち合いだけに集中しています。一番一番大事にしたい」といたって謙虚だが、八角理事長(元横綱・北勝海)は「いいね。元大関を相手に臆することなく自分の力を出し切っている。怖いもの知らずでいくのも大事」とべた褒めした。20歳が今場所の台風の目となるかもしれない。 

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