待ち焦がれた国内女子ツアー開幕!安田、古江、吉田、西村…逸材ぞろいのミレニアム世代に注目

[ 2020年6月25日 05:30 ]

パーオン率の向上を目指す安田祐香
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 20年の国内女子ゴルフ開幕戦「アース・モンダミン・カップ」は25日から4日間、千葉県カメリアヒルズCCで行われる。新型コロナウイルスの影響で3月から中止が続き、日本女子プロゴルフ協会は今季と来季を一つのシーズンとする新たな開催方式を発表。そんな異例のシーズンに、00年生まれの“ミレニアム世代”が新風を吹き込む。

 安田祐香(19=NEC)は昨年9試合中6試合でベストアマ。初の海外メジャーは2週連続で予選を通過、エビアン選手権ではローアマに輝いた。11月の最終プロテストを4位タイで、ツアー出場予選会も2位で突破。開幕を前に「予選を通過して4日間しっかり戦いたいと思います。安定したプレーでパーオン率を上げていくことがシーズンの目標です」と意気込んだ。

 古江彩佳(20=フリー)は昨年10月の富士通レディースで史上7人目のアマ優勝を遂げてプロに転向。転向後4戦でツアー選手権リコー杯2位などトップ5に2度入った。プロでの目標は賞金女王で「今シーズンがとても楽しみですし、プロとしてまず1勝を目指し、さらなる飛躍をしていきたいと思っています」と目を輝かせる。

 吉田優利(20=エプソン)も期待十分。昨年4試合に出場し、最終プロテストは12位タイで合格。20位でQTを突破した。「開幕戦の舞台に立てることに感謝し、全力で戦います。ルーキーイヤーを素晴らしい年にできるように頑張ります」と誓った。

 西村優菜(19=フリー)も忘れてはいけない。最終プロテストを2位タイで合格し、QTは21位。「開幕戦から勢いのあるプレーができるように頑張りたいです。シード権獲得と最終戦のツアー選手権リコー杯出場が目標です」と力を込めた。

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