紀平、ジャンプ転倒もSP首位 高難易度構成「すごく悔しい」

[ 2020年2月23日 05:30 ]

フィギュアスケート チャレンジ・カップ第3日  ( 2020年2月22日    オランダ・ハーグ )

女子SPの演技をする紀平
Photo By 共同

 女子ショートプログラム(SP)が22日に行われ、世界選手権(3月18日開幕、カナダ・モントリオール)代表の紀平梨花(関大KFSC)はジャンプで転倒したものの74・27点で首位に立った。横井ゆは菜(中京大)は73・29点で2位につけた。21日の男子SPでは宇野昌磨(トヨタ自動車)が91・71点を出して首位、田中刑事(倉敷芸術科学大大学院)は75・54点で3位につけた。

 
 紀平はフリップ―トーループの2連続3回転ジャンプを基礎点が1・1倍になる演技後半に組み込む難度を上げた構成で勝負に出たが、トーループで転倒。「跳べると思っていたジャンプだったので凄く悔しい」と顔をしかめた。23日のフリーで大技の4回転サルコーに挑むかどうかは当日の練習で最終判断するとした上で「世界選手権に自信を持って臨めるように今できる最大限の演技をしたい」と力を込めた。

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2020年2月23日のニュース