男子73キロ級“当確”大野が決勝進出、男子81キロ級・永瀬は初戦敗退で“保留”

[ 2020年2月23日 05:30 ]

柔道 グランドスラム デュッセルドルフ大会第2日 ( 2020年2月22日    ドイツ・デュッセルドルフ )

男子73キロ級準決勝、スウェーデン選手(上)を破った大野
Photo By 共同

 第2日は22日に男女計4階級が行われ、男子73キロ級の昨年の世界王者、大野将平(旭化成)は準決勝でスウェーデン選手を内股で破るなど、初戦の2回戦から5試合オール一本勝ちで決勝進出を決め、27日の強化委で2大会連続の五輪代表に選出されることが確実となった。また17、18年世界女王の女子70キロ級の新井千鶴(三井住友海上)、同63キロ級の田代未来(コマツ)も決勝に進出。それぞれ2番手選手との差を広げ、五輪代表に選出される見通しとなった。

 男子81キロ級の永瀬貴規(旭化成)が初戦の2回戦でジョージア選手に敗れる波乱があった。20歳の新鋭に指導2リードで延長戦に入ると思われた直後、密着された状態から裏投げで技ありを奪われ、「最後に下がったのが全て。延長戦を意識した自分の負け」と肩を落とした。優勝すれば2大会連続の五輪代表内定が濃厚だったが、藤原崇太郎(日体大)との代表争いは4月に持ち越されることになりそうだ。

続きを表示

この記事のフォト

2020年2月23日のニュース