男子60キロ級“当確”高藤「僕、持ってる」 決勝まさか…相手棄権でV

[ 2020年2月23日 05:30 ]

柔道 グランドスラム デュッセルドルフ大会第1日 ( 2020年2月21日    ドイツ・デュッセルドルフ )

男子60キロ級で優勝し、金メダルを手に笑顔の高藤
Photo By 共同

 さあ決勝。自力で2大会連続の五輪を決めようと、試合会場のゲートで武者震いしていた高藤に、対戦相手が握手を求めてきた。「めちゃくちゃ気合を入れて準備していたが、相手が握手してきて“ごめん”って感じだった。何とも言えないというか、決勝で(1人で)礼をするのは恥ずかしかった」。まさかの相手棄権で優勝。肩透かしを食らったが、「僕、持っているなと思いました」と本音を隠すことはなかった。

 井上監督も「本来の力を出し切る精神面の強さ、ここ一番の強さを証明した」と最大級の評価を与える勝ち上がりだった。大胆かつ緻密に、持ち味の技の多彩さも披露し、準決勝は18年のGS大阪大会で敗れた韓国選手を完璧な袖釣り込み腰で一本。「インパクトのある投げで勝てた」と本人も納得顔だった。

 17、18年の世界王者だが、世界選手権は3年連続で永山竜樹(了徳寺大職)との2人代表だった。前夜は「夢に出てきた」とまでいうライバルを突き放し、ようやく枕を高くして眠った。

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