紀平梨花、今季初戦へノーミス予行 「しっかり感覚を整えてから挑みたい」

[ 2019年9月12日 09:22 ]

<オータムクラシック・公式練習>本番会場で練習する紀平梨花(撮影・小海途 良幹)
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 フィギュアスケートのチャレンジャー・シリーズ初戦オータム・クラシックは12日(日本時間13日)にカナダ・オークビルで開幕する。11日(同12日)に女子の公式練習が行われ、18年グランプリファイナル女王の紀平梨花(17=関大KFSC)が汗を流した。

 青色の衣装を着て調整した紀平はショートプログラム(SP)曲「ブレックファスト・イン・バグダッド」を流し、3回転半(トリプルアクセル)、フリップ―トーループの連続3回転、3回転ループを全て成功。代名詞のトリプルアクセルは曲かけ1本を含む計5本跳び、好感触を得た様子だった。

 今季の初戦に向け、紀平は「まだ確認が甘いので、明日の朝でしっかり感覚を整えてから挑みたい」と抜かりはない。昨季は3回転ルッツだったSP3本目のジャンプを同ループに変更。「ルッツで1度(左足を)ひねったことがあって、確率的にはループの方がいいと思ったのでループにした」と説明し、今大会での大技4回転サルコー挑戦については「まだ迷っている」と話した。女子SPは12日(同13日)に行われる。

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