34歳隠岐の海 無傷4連勝!平幕唯一の進撃 目標は「幕内在位60場所&優勝報告」

[ 2019年9月12日 05:30 ]

大相撲 秋場所4日目 ( 2019年9月11日    両国国技館 )

宝富士(左)を小手投げで破る隠岐の海(撮影・久冨木 修) 
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 隠岐の海が宝富士を小手投げで下し、平幕で唯一、初日から無傷4連勝とした。現在も「古典相撲」が行われるなど、競技の伝統がある島根県隠岐の島出身。16年秋場所の大暴れを再現する。全勝は横綱・鶴竜、大関復帰を目指す関脇・貴景勝を合わせ、早くも3人だけとなった。

 支度部屋に引き揚げた隠岐の海は「(相手得意の左四つになり)“あれでいいか”と思って(妥協して)しまうのがダメ」と反省した。それでも、過去6勝11敗の苦手・宝富士に左を差された瞬間、タイミング良く右小手投げで転がした。

 平幕では唯一、初日から4連勝。これは6連勝した16年秋場所以来3年ぶりだ。その場所は東前頭筆頭で2横綱3大関を撃破し、台風の目となった。今場所は本来なら上位陣と対戦しない東前頭8枚目だが、このまま連勝街道を突っ走れば、再び旋風を起こす可能性はある。

 白鵬、鶴竜と同じ85年生まれで34歳のベテラン。幕内に名を連ねるからには「(支えてくれる人たちへ)恩返しの意味で優勝してみたい」と野望を抱く。身近な目標は「(幕内在位)60場所。10年、やってみたい」。現在56場所で、残り4場所としている。

 出身の島根県隠岐の島は、古くから奉納相撲の伝統があり、現在も神社の改修などの際に、島の力士約200人が徹夜で相撲を取る「古典相撲」が行われる。来年9月19日夜には、町の新庁舎竣工(しゅんこう)を祝し、8年ぶりに開催される予定。秋場所と重なるため現地入りは無理だが、身近な目標を順調にクリアすれば、伝統行事を幕内で迎えられそう。そこに今場所の優勝報告も加われば、言うことなしだ。

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