無観客から一転、大入りでの開催に選手から喜びの声 ホッケー女子敗れても収穫

[ 2019年8月17日 18:56 ]

<READY STEADY TOKYOホッケー 日本・インド>第2Q、同点に追いつき喜ぶ永井葉(左から2人目)らさくらJAPAN(撮影・沢田 明徳)
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 男女ホッケーの2020年東京五輪テスト大会が17日、会場となる大井ホッケー競技場であり、こけら落としの一戦に臨んだ世界ランキング14位の女子日本代表「さくらジャパン」は、同10位のインドに1―2で敗れた。

 第2ピリオドにFW三橋亜記(29=コカ・コーラ)がゴール前の混戦から押し込んで同点としたものの、第3ピリオドにペナルティーコーナー(PC)から失点した。第1ピリオドもPCで失点。アンソニー・ファリーヘッドコーチ(HC、46=オーストラリア)は「PCの守備が課題」と、この数試合目立っている失点パターンを口にした。

 高気温の中、約2200人が観戦した。この大会は本来、他にも多くある他競技のテスト大会と同様に、無観客で実施される予定だった。しかし、ホッケー協会が五輪に近い雰囲気を望み、選手や関係者、その家族に来場を呼びかけた。開幕日のこの日と18日は、定員の3倍近い申し込みが全国からあり、抽選で人数が絞られるほどの人気だった。

 五輪では仮設スタンドが建てられ、メーン会場は1万人収容になる。15日に25歳の誕生日を迎えたばかりの司令塔のMF永井葉月(ソニー)は「五輪はもっと観客が多くなる。それを考えると、この中でできることはプラスになる。応援があると、声が届かない」と敗れた中の収穫を口にした。国内の試合で、観衆が多く入ることは滅多にない。ファリーHCも「たくさんの人の前でプレーすることに慣れていなかった」と、教訓を口にした。

 当初の無観客試合から一転、満席での開催に至ったのは、メダル獲得を狙うホッケー協会の本気度の表れと言える。21日まで行われる今大会で、観衆付きの“五輪の雰囲気”を味わい、本番につなげていく。 

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