八村歓喜“神様”との秘話披露、祝福直電にひたすら「サンキュー」

[ 2019年8月17日 05:30 ]

子供にサインボールを手渡す八村
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 バスケットボール男子、NBAウィザーズの八村塁(21)が、16日に都内のナイキ社でのトークショーで“神様”との秘話を明かした。ナイキ社が展開するバスケ界のスーパースター、マイケル・ジョーダン氏(56)の名を冠した「ジョーダン・ブランド」と6月に契約し、同氏と電話で話した際のエピソードなどを披露。31日開幕のW杯中国大会、10月開幕のNBAで、ジョーダン級の活躍を見せつける。

 通話中の携帯電話の画面に「MJ」と表示されていた。6月、米国のナイキ本社。「ジョーダン・ブランド」との契約に向けた打ち合わせの席に、八村はいた。社員から電話を手渡され、「MJって誰だ!?MJって…、あのMJ?」と困惑する八村の耳に届いたのは、確かに“神の声”だった。「ウエルカム・トゥ・ジョーダン・ファミリー!」。ジョーダン氏から、日本人初の契約を直々に祝福された。

 コートで圧倒的な存在感を見せる21歳も、この時ばかりは子供のように舞い上がった。鮮明に記憶に残っているのは先の言葉だけ。「サンキュー」と連呼するのが精いっぱいで、「(ジョーダン氏は)何か言っていたけど、ほんとに動揺していて分からなくなっていて。“質問あるか?”って言われて、“ないないない”って」と貴重なエピソードを明かした。

 15年4月、明成高3年だった八村は、ジョーダン氏が始めた高校世代の育成プログラム「ジョーダン・ブランド・クラシック」に参加。日本初の1巡目指名を受けたNBAドラフトと同じバークレーズ・センターで同氏に会ったことで、世界最高峰リーグへの思いを強くした。あれから4年。努力を重ね、夢舞台にたどりついた。

 31日開幕のW杯中国大会では1次リーグ最終戦で米国と対戦。エースとして日本代表をけん引すると、10月23日にはマーベリックスとのNBA開幕戦が待つ。「大学も終わって、バスケだけに集中できる環境になってくるので、それが楽しみ」。無類の勝負強さでチームを頂点に導いたジョーダン氏のように、八村が躍動する。

 ≪トークショーで強いメンタルの養い方伝授≫トークショーには約170人が詰めかけた。バスケットボールをしている高校生からの「強いメンタルの養い方は?」という質問に、「僕も中学、高校の時は(試合前に)凄い緊張していた」とし、「これだけ練習したのに失敗するわけがないって自分でも言い聞かせてやることがいい」とアドバイス。最後は笑顔で参加者と記念撮影に応じていた。

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