芹沢3アンダーで単独首位スタート 股関節にチタン入れる手術経て「自分でもビックリするようなスコア」

[ 2019年5月18日 17:36 ]

日本プログランド・ゴールドシニア選手権第1日 ( 2019年5月18日    宝塚クラシックゴルフ倶楽部=ゴールド6082ヤード、グランド6424ヤード、いずれもパー71 )

大勢のギャラリーが守る中、単独首位スタートを切った芹沢信雄
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 グランドの部(数え年で60歳以上)は今大会初出場の芹沢信雄(59=TSIグルーヴアンドスポーツ)が1イーグル、4バーディー、3ボギーの68をマークし、3アンダーで単独首位スタートを切った。レギュラーツアーの永久シード保持者・尾崎直道(63=国際スポーツ振興協会)が1打差の2位につけている。

 グランドの部ルーキーの芹沢は2週前のレギュラーツアー、中日クラウンズで2012年三井住友VISA大平洋マスターズ以来、7年ぶりの予選通過を果たした。年齢的なアドバンテージを考えると、首位スタートは当然のようにも思えるが、股関節痛を完治させるため昨年8月にチタン製の股関節を入れる手術を受けたばかり。コースでの実戦練習を始めたのは約1カ月半ほど前だ。ラウンド後には患部に張りが出る状態は今も続いている。

 「自分でもビックリするようなスコアが出てます。今はこういう場所でゴルフができるだけで幸せを感じてます。だからスコアもあんまり意識せずに楽しくやってます。欲がないのがいいんでしょうね」

 14番パー5(519ヤード)では残り206ヤードの第2打をロフト23度のユーティリティーでピン奥10メートルに運んでまさかのイーグル。「2パットでいいと思って打ったのが入りました。あれこそまさに無欲じゃないですか」と満面に笑みを浮かべた。

 中日クラウンズでは自らが総帥を務めるチーム芹沢の番頭格、宮本勝昌(46=ハートンホテル)が2年ぶりの復活優勝を果たした。「この間はいいことがありすぎたくらい。その流れに乗っていきたいね」と久しぶりで味わう最終日の優勝争いに思いを巡らせた。

 この芹沢を1打差で追うのは尾崎直。その尾崎直も5月の中日クラウンズで2016年ダンロップフェニックス以来、レギュラーツアーでは3年ぶりの予選突破を果たした。大会初日は17番パー4(347ヤード)で5メートルのパーパットを沈めるなど全盛期のニックネーム“まむしのジョー”をほうふつさせるしぶといゴルフで、6バーディー、2ボギー、1ダブルボギーの69とスコアをまとめてきた。

 「軽く楽しもうと思って来たんだけど、たくさんのギャラリーを見てバーディーを取ろうというプロゴルファーの本能的な気持ちが出てきちゃったね。ホントありがたいことだよ」

 大会初日のギャラリー数はレギュラーツアーにも引けを取らない4924人。バーディーを奪う度に沸き起こる大歓声に慢性化した背中や腰の痛みを忘れてクラブを振った。

 「芹沢とバーディーの応酬をしたいよね。2日間だったら保つんだよ。優勝だけを目指してやる」

 最終日最終組で直接対決する4歳年下の芹沢に挑戦状をたたきつけた。

 

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