最年長80歳の太田 76で回り楽々、エージシュート達成

[ 2019年5月18日 17:40 ]

日本プログランド・ゴールドシニア選手権 ( 2019年5月18日    宝塚クラシックゴルフ倶楽部=ゴールド6082ヤード、グランド6424ヤード、いずれもパー71 )

最終9番でボギーパットを沈めてエージシュートを達成した太田了介は笑顔で小さくガッツポーズ
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 ゴールドの部(数え年で68歳以上)に出場した参加選手中最年長の太田了介(80=笠取Gセンター)が2バーディー、5ボギー、1ダブルボギーの76で回り、公式競技では自身3度目というエージシュートを達成。首位に5打差の5オーバー、18位とトップ10を狙える位置につけた。太田のほか、単独首位スタートを切った中島弘二(73=フリー)がイーブンパーの71、小川清二(76=琵琶池GC)と井上久雄(72=フリー)が1オーバーの72、古市忠夫(78=大神戸GC)が6オーバーの77でそれぞれエージシュートを決めている。

 「朝は良かったけど、昼からはバテました」

 スタートの10番パー5(500ヤード)で残り130ヤードの第3打を8Iでピン3メートルにつけて幸先のいいバーディー。その後も堅実にパーを重ね、17番パー4(332ヤード)でも3メートルのパットを沈めてバーディーを奪うなど前半のインを35で折り返した。しかし、終盤に入ると、故障を抱える股関節に痛みが出始めて急減速。それでも後半のアウトを41にまとめ、楽々、目標の「80」をクリアした。

 競技会のない日は京都府宇治市の笠取ゴルフセンターで午前6時30分から遅い時は午後9時ころまでレッスンを担当している。

 「実際に打って見せないといけないこともあるからね。そうしないとあいつは口だけだと言われるから」と冗談めかして笑うが、傘寿を迎えた今でも高い技術力を維持するため1日300球を打ち込むこともあるという。ドライバーの平均飛距離も「230ヤードくらいでしょう」と胸を張る。教え子の中には2017年3月の全国中学校ゴルフ選手権春季大会を制した上久保拓海らがいる。こうした有為な若者の存在もゴルフ力維持の源になっている。

 38歳でプロテストに合格した遅咲きのプロ。レギュラーツアーでは脚光を浴びることはなかったが、シニア入り後にその実力が開花。1991年にはコマツオープンなど3勝を挙げて賞金ランク2位に躍進した。

 「エージシュートは出るだろうとは思ってたけどね」と笑う姿からはまだまだやれるという確固たる自信がうかがえる。

 

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