故障明けケンブリッジが故郷大阪で「新たなスタート」 19日セイコーGGP

[ 2019年5月18日 17:35 ]

19日の陸上セイコー・ゴールデン・グランプリ大阪に出場する短距離の(左から)ケンブリッジ、桐生、ガトリン、山県、ノーマン、多田 
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 陸上のセイコー・ゴールデングランプリ大阪(大阪市・ヤンマースタジアム長居)男子100メートルに出場するケンブリッジ飛鳥(25=ナイキ)が18日、他の短距離選手とともに記者会見に臨んだ。

 4月21日の出雲大会のレース中に左太もも裏に強い張りを感じ、5月の世界リレー大会などを欠場していた。今大会が復帰戦。強烈な追い上げが武器のスプリンターは「新たなスタート」と、決意を胸に秘めた。

 サニブラウンが日本人2人目の9秒台となる9秒99を出したばかり。桐生、山県、多田とともに、その感想を求められると「ハキームくんが9秒台で走ってすごく刺激を受けている。後に続きたい」と現状打破を誓った。

 父の母国ジャマイカで生まれ、幼少時に帰国してからは、母の祖父母がいる大阪市で育った。中学3年で東京へ引っ越すまで暮らした故郷で、再出発を図る。

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2019年5月18日のニュース