栃煌山の結婚披露宴に約500人「うれしいけど緊張する」汗だくケーキ入刀

[ 2019年2月11日 17:48 ]

<栃煌山結婚披露宴>笑顔でケーキ入刀する栃煌山とせり夫人(撮影・久冨木 修)
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 大相撲の幕内・栃煌山(31=春日野部屋)とせり夫人(31)の結婚披露宴が11日、都内で開かれ、師匠の春日野親方(元関脇・栃乃和歌)、大関・栃ノ心(春日野部屋)、大関・豪栄道(境川部屋)をはじめとする出羽海一門の親方衆、関取衆ら約500人が出席した。栃煌山は「より一層、家族のために頑張っていきたい」と気を引き締めた。

 2人は2017年6月19日に婚姻届を提出し、同年秋には第1子の長女・禀(りん)ちゃんが誕生した。結婚から1年8カ月たっての披露宴は、04年に亡くなった、せり夫人の父の命日に行われた。春日野部屋や後援会の関係者の全面協力を仰ぎ、この日振る舞われた赤と白のワインは栃ノ心が母国ジョージアのものをセレクト。歌手の藤井フミヤがヒット曲「TRUE LOVE」などを熱唱した。

 「他の関取の結婚式は見ているだけでいいけど、いざ自分になると、うれしいけど緊張する。土俵と違って、(緊張をほぐすのに)顔を叩くわけにはいかないから」。相撲とは勝手が違い、ケーキ入刀では満面に笑みを浮かべながらも汗だくになった。

 12年夏場所では優勝決定戦に進出し、三役在位は25場所に上る実力者だが、17年秋場所を最後に三役から遠ざかっている。今後の目標を聞かれると「優勝は力士である以上、一度はやってみたい。番付もまだ上があるし、まずは三役に戻って優勝を目指したい」と力強く言い切った。

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