【岡崎真の目】素晴らしかった宇野の演技 足さえ治れば世界選手権Vも狙える

[ 2019年2月11日 08:03 ]

フィギュアスケート 四大陸選手権第3日 ( 2019年2月9日    米カリフォルニア州アナハイム )

気迫あふれる表情で演技する宇野(撮影・長久保 豊)
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 宇野の演技は見ていて鳥肌が立つほど素晴らしかった。SPでは難度をぐんと下げて臨んだにもかかわらずミスが出て出遅れた。フリーでも足の状態が心配だったが、曲の盛り上がりに合わせてどんどんスピード感も上がり、最後まで流れを損なわずに滑りきった。

 冒頭の4回転フリップは、本来ならもう少し高さがあっても良かったし、後半の3連続ジャンプの3回転フリップでは右足の踏ん張りが利かずにステップアウトしてしまった。次の連続ジャンプも無理やりという感じで少し危なかったが、結果的にミスらしいミスはそのぐらいで、全体的には凄くいいプログラムだったと思う。

 宇野は元々練習量が非常に多い選手で、足首が完全に治りきる前に練習をしてまた悪くしてしまうという面もあるのだろう。世界選手権まであと1カ月しかないので、まずは足を治して本調子に戻すこと。今回はSPを抑えてフリーは全力で滑る作戦がうまくいったが、世界選手権ではやはりSPから最高の難度でいかないと勝つのは難しい。羽生、チェン(米国)との争いになるだろうが、ベストの状態で臨めれば優勝のチャンスはあるはずだ。(ISUテクニカルスペシャリスト、プロコーチ)

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