紀平、羽生に学ぶ 世界選手権で4回転サルコー生観戦「じっくり観察してみたいな」

[ 2019年2月11日 05:30 ]

フィギュアスケート 四大陸選手権第3日 ( 2019年2月9日    米カリフォルニア州アナハイム )

報道陣からプレゼントされたミニーマウスのカチューシャで笑顔の紀平(撮影・長久保 豊)
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 左手薬指第2関節の亜脱臼を抱えながら逆転Vを飾った紀平梨花(16=関大KFSC)が試合から一夜明けた9日、大会会場で取材に応じた。3月の世界選手権(20日開幕、さいたまスーパーアリーナ)で、五輪2大会連続金メダルの男子・羽生結弦(24=ANA)を“生観戦”し、来季投入予定の4回転サルコーを学ぶ考えを示した。

 「今まで(映像では)見たことがあるんですけれど。サルコーはあまり近くで見たことはないので。ちょっとじっくり観察してみたいなって思います」

 今季開幕前には、羽生も師事するジスラン・ブリアン・コーチから、ジャンプの指導を受け、踏み切り方法を変えた。「イメージの参考に」と、これまでは羽生の動画を参考にしてきたが、世界最高峰でともに日本代表として戦う舞台は、またとない“教本”となる。

 負傷した左手に医師のゴーサインが出れば、チャレンジカップ(23、24日、オランダ)に出場。月末からは米コロラド州で強化合宿を張り、世界選手権へ向かう。1月にも米合宿を行っており、19年の海外総移動距離は約7万4000キロで、地球1・8周分。その終着地となるさいたまは、22年北京五輪への新たなスタート地点となる。

 《羽生と4回転サルコー》 17歳だった12年10月のフィンランディア杯フリーで初成功。現在も指導を受けるオーサー・コーチの下で完成度を高め、ソチ、平昌と2連覇した五輪でもプログラムに組み込んだ。今季もSP、フリーとも序盤に組み込む。昨年11月のロシア杯SPでは、GOEで4.30点の加点を得た“得意技”の一つ。なお、同大会で右足首を負傷し全日本選手権を回避したが、世界選手権へ向けて調整を進めている。

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