野中、初代スピード女王 ボルダリングと合わせジャパンカップ2冠

[ 2019年2月11日 05:30 ]

スポーツクライミング スピード・ジャパンカップ ( 2019年2月10日    昭島市・モリパークアウトドアヴィレッジ )

決勝で伊藤(右)に先着する野中(撮影・小海途 良幹)
Photo By スポニチ

 新設された第1回大会で、野中生萌(21=XFLAG)が初代女王に輝いた。予選をトップの9秒546で通過すると、16人の決勝トーナメントも順当に勝ち上がり、伊藤ふたば(16=TEAM au)との決勝で、この日最速の9秒388をマーク。1月のボルダリングと合わせジャパンカップ2冠とした。男子は池田雄大(21=千葉県山岳連盟)が優勝した。

 気温6度と冷え込む中、屋外で開催された大会で、野中が熱いアタックを見せた。ただ一人、タンクトップで壁と対峙(たいじ)。「スポンサーのロゴが入っているのがタンクトップかジャケットしかなくて。ジャケットで登るのはなめていると思って、脱いだ」。決勝でこの日最速の9秒388をマーク。昨季までのベスト8秒57には及ばなかったが、「第1回で少し特別感がある。優勝できてうれしい」と笑みを浮かべた。

 1月のボルダリング・ジャパンカップと合わせて2冠。これまではスピードの練習環境が整備されていなかったが、野中が資金を集めて昨年12月、立大に専用壁が完成した。20年東京五輪はボルダリング、スピード、リードの3種目複合。リードのジャパンカップ(3月2、3日、印西)では3冠が懸かるが、昨年は9位に沈んだ。「今やるべきことをしっかりしたい」。苦手のリードを克服した時、世界の表彰台が見えてくる。

 ▼スピード 高さ15メートルの壁に設定された世界共通のルートを登り、タイムを競う。タイムレースの予選は2度の試技を行い、速い方のタイムを採用し上位16人が決勝トーナメントに進出。決勝トーナメントは2人ずつの対戦方式で、タイムが速い選手が次のラウンドに進む。

続きを表示

「羽生結弦」特集記事

「NBA」特集記事

2019年2月11日のニュース