元稀勢・荒磯親方、解説デビュー 「明日の新聞で酷評して」と笑顔

[ 2019年2月11日 05:30 ]

テレビ番組で解説する荒磯親方(右)。中央は芝田山親方(撮影・郡司 修)
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 初場所限りで引退した元横綱・稀勢の里の荒磯親方が10日、東京・両国国技館で行われた第43回大相撲トーナメントで解説デビューを果たした。生中継で、現役時代の経験を踏まえて各力士の特徴などを的確に伝えた。放送終了後に感想を聞かれると「自己採点はしない。人が決めることだから。明日の新聞で酷評してください」と笑った。

 引退しても人気は絶大だ。西の正面側にある解説席に陣取ると、通路は写真を撮ろうとするファンで埋まった。その後、放送ブースに移動。弟弟子の大関・高安の優勝を見届けた。自身は初優勝と横綱昇進を決めた17年初場所直後の第41回大会で優勝し、春場所も制した。弟弟子に向けて「いいきっかけにしてほしい」とエールを送っていた。

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